とかち地区薬薬連携シンポジウム2017

2017年1月27日(金)  19:00〜21:00
場所: とかちプラザ2F 視聴覚室
共催: 北海道薬剤師会十勝支部、十勝病院薬剤師会、北海道病院薬剤師会
出席者数 79名





 

【報告】 「北海道薬薬連携シンポジウム2016に参加して
 十勝支部 薬薬連携委員長 大野 伴和
【発表】

「ポリファーマシー」〜調剤薬局の立場から〜
 アイン薬局帯広西店 佐々木 恒彦 先生

「ポリファーマシー」って何?
 北斗病院 宮崎 恵子 先生

ポリファーマシー対策〜調剤報酬の観点から〜
 コトブキ調剤薬局 佐藤 彰紘 先生

当院入院患者におけるポリファーマシーの現状
及び減薬割合の実態調査
 大江病院 岩田 悠也 先生


北海道薬剤師会十勝支部学術部長の畳谷先生によるスムーズな進行と2名の座長の先生(同支部副支部長 畠弘之先生、十勝病院薬剤師会 副会長 田村広志先生)のおかげでシンポジウムも活発な議論が飛び交う中、無事終了しています。


司会 畳谷 高明先生

今回は、『ポリファーマシー』をテーマに4演題ありました。
佐々木先生、佐藤先生からは、ポリファーマシーの概要と、調剤薬局としての現状、取り組むべき事などについて報告がありました。宮崎先生からは、実際に薬剤総合評価調整管理料(250点)を算定している件数などを提示し、病院薬剤部の外来への関わり方の難しさについてもお話をされていました。

岩田先生の方からは、直近のデータを用いて、精神神経科領域での現状報告と減薬の目安などについての報告がありましたが、当該病院の医師は日頃より減薬を心掛けているとのお話もあり、更なる減薬の難しさについてもお話がありました。

総合ディスカッションの中では、佐々木先生が紹介された減薬のためのプロトコールのほかに、減薬に向けて医師を動かすためのコツがあれば教えてほしいと求められ、フロアから「実際には薬が飲めていなかった」 「患者が減薬を希望している」といった点を医師へ伝えていくことが紹介されました。
他に以下のような意見や感想が交わされています。

○病院としては、薬局における外来調剤時に飲み残し状況の把握をもう少ししてもらえると無駄な処方の削減にもつなげられると感じる。

○薬局として、服薬状況の伝達や処方意図の確認など医師とのコミュニケーションを増やす重要性を感じるが、どうしても病院の敷居が高く感じられることが多いため、病院薬剤師による仲介があると助かる。

○薬局側で受け取る情報源が処方箋に限られ病気や検査値、その他患者情報に乏しいため、病院からの情報を増やしてほしい。

○おくすり手帳はポリファーマシー対策にとっても重要なアイテムであり、両会の会員施設すべてにおいて今後も発行率の向上に取り組むようにしたい。


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